阪神ロベルト・スアレス投手(29)が、阪神移籍後最速、自己最速には1キロに迫る160キロを計測した。

2-0の8回に登板すると、150キロ台後半の直球を連発した。先頭の代打吉川尚を158キロ直球で空振り三振、続く丸を157キロのツーシームで投ゴロに。4番岡本には初球の159キロ直球で見逃しを奪うと、ファウルを奪った2球目で160キロを計測。最後は144キロのスプリットで空振り三振に仕留めた。「前のピッチャーがみんな頑張っていたし、勝っている展開でつないでくれたのですごく気合も入っていたね。コントロール良く投げることもできたし、3人で抑えることができて良かったよ」と甲子園初勝利に貢献した。

スアレスは2日中日戦(ナゴヤドーム)では159キロを計測。試合を重ねる度に剛速球は力を増している。

ソフトバンク時代に161キロをマークしている。