関西学生野球連盟が8月9日に開幕を予定している春季リーグ開催が再び厳しい状況となった。

京大で20日、野球部員ではない学生1人の新型コロナウイルス感染が判明し、大学が課外活動の停止を要求。京大は10日に活動を再開したばかりだったが、21日から再び活動停止となった。施設も閉鎖され、部員たちは個人練習をしている。

延期を重ねてきた春季リーグについて、同連盟の村山嘉男理事長(79)は「京大から週明けにも状況を報告してもらう。6校そろわなければ春は行わず、(9月上旬開幕予定の)秋のリーグに向けて準備してもらいたい」と説明。1校でも出場できなければ代替開催は行わず、中止する方針は変わらない。82年のリーグ結成以来初の中止も視野に結論を出す。