阪神が広島に敗れ、引き分けをはさみ続けていた連勝が5でストップ。広島3連戦は1勝1敗1分けとなり、6連続カード勝ち越しも逃した。

藤浪晋太郎投手(26)が今季初登板初先発。1回に大山悠輔内野手(25)が6号2ランで先制点をプレゼント。藤浪も苦戦しながら5回までは無失点に抑えていたが、6回に2死満塁のピンチを迎え、ピレラに逆転満塁本塁打を浴びた。7回途中4失点で降板し、今季初黒星を喫した。

8回には、この日1軍復帰した藤川球児投手が3番手で登板。21日に40歳になってからの初登板を1回無失点で終えた。7回には右臀部(でんぶ)の張りでベンチ外が続いていたジャスティン・ボーア内野手(32)が、4試合ぶりに復帰し代打で四球を選ぶなど、戦列を離れていた選手が戻ってきたのは敗戦の中の光明だった。