阪神の4番大山悠輔内野手(25)が意地の9号同点ソロだ。

1点先制された直後の2回、先頭で打席へ。大瀬良の内角ツーシームを完璧にとらえ、痛烈なライナーで左翼席に運んだ。「点を取られた直後の先頭バッターだったので出塁する意識を持ってスイングをした結果、良い形でとらえることができました。もっと援護できるように頑張ります」とコメントした

ここまで3試合14打席無安打と不調で、前日7日には矢野監督が「その打順を打っている自覚とプライドはあると思う。前を向いて4番にふさわしいバッターになっていってくれたらいい」と話していた。指揮官の期待に応える一撃で試合を振り出しに戻した。