セ、パ両リーグは6・7月度の「大樹生命月間MVP賞」を12日、発表した。セ・リーグはヤクルト村上宗隆内野手(20)が、球団史上最年少で初受賞した。オンラインでの会見に出席し「すごくうれしく、光栄に思います。活躍したいと思っていたので、初めて月間MVPをいただいて、さらにこれから先もこの賞を多くとっていけるように頑張りたい。入団したときは、こんな早く(MVPを)いただけると思っていなかったので、自信にして、これから先につなげていきたい」と喜びを語った。

村上は、35試合に出場し、打率3割3分9厘。本塁打6本を含む43安打を放ち、37打点を挙げた。その数字について「打点も多く稼げましたし、それも僕の前を打ってくださる先輩が打ってくれて、チャンスでより多く回してくれているおかげだと思う。先輩方に感謝したい。6・7月の成績を見て、去年と違う自分を少しは見せられているのかなと思う」と振り返った。

今後については「チームも勝率5割なので、これから先、貯金を増やしていって、優勝争いにくらいついて、最後は優勝したいと思います」と意気込んでいた。