慶大が粘る早大を振り切り、4連勝として2季連続優勝に王手をかけた。早大は早川隆久投手(4年=木更津総合)が力投したが、8回3失点で降板。2勝目を逃して優勝の可能性が消えた。

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プロ注目左腕の早大・早川が2本の本塁打を浴びて勝利を逃した。

最速154キロを記録したが、3回に速球(150キロ)を、7回にはカットボール(139キロ)をスタンドまではじき返された。「この試合に向けて調整してきたのに、甘いボールを投げてフェンスオーバーされた。自分の実力不足だと思う」。優勝の望みも消えただけに、厳しい表情だった。