DeNAのエース今永昇太投手(26)が、今季最短の4回途中6失点で降板した。

課題の1回。1死一、三塁のピンチで4番村上を迎えたが、外角高めカットボールで投ゴロ併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

ところが3回、先頭の8番西田に右前打を許すと、投手小川にストレートの四球。山崎の犠打で1死二、三塁とされ、山田哲、青木に連続適時二塁打を浴びて3失点。4回は、無死一、二塁から自らの二塁悪送球で1失点。さらに1死満塁から山田に押し出し四球を献上したところで降板となった。

今季最短の3回1/3を73球の6安打6失点。ベンチで汗を拭い悔しそうな表情をみせた。「初回のピンチをダブルプレーで切り抜けて、流れに乗らなければいけなかったのですが、四球絡みで流れに乗ることができませんでした。先発として早いイニングで降板することになり責任を感じています。次回登板に向けて、四隅を狙うことも大事ですが、ストライクゾーン内に質のいいボールで勝負できるよう取り組みたいです」とコメントした。