阪神は勝利をつかめなかった。10回引き分け。負けなかったが、早め継投も勝ちにつながらず、ミスで同点とされただけに、矢野燿大監督は「複雑やね」とこぼした。その他の一問一答は以下の通り。

-引き分けはどう捉えている

矢野監督 うーんまあ、複雑やね。

-8回は少し悔しい点の取られ方

矢野監督 少しじゃないよ。

-ミスが失点につながった

矢野監督 まあね、それは野球というスポーツではあることなのでね

-秋山について

矢野監督 あのミス(初回の熊谷の失策)がありながらゼロでいってくれたからこそ(その裏の攻撃で)2点というのがあったと思う。5回で俺が代えちゃったけど。アキには一番申し訳ないなと。アキ自身はしっかりやってくれた。

-岩貞が連投で

矢野監督 気持ち悪い最後の登板になったと思うし、3人でね、内容もしっかりした内容のピッチングをしてくれるのは、これから、チームにとっては大きなプラスと思う。自身もね、中継ぎになっていろんな自分の思いがあると思うんで、そういうものをぶつけて、またこういうようなピッチングをしてくれたらと思います。

-ガンケルは2イニングを想定して

矢野監督 想定というかね、そういう流れがいろいろ変わったりするからね、その状況状況で、もちろん頭に入れながら、登板させてます。

-岩崎が復帰登板、本来のポジション(セットアッパー)で

矢野監督 もちろん最初だから、もうちょっと余裕のあるところで投げさせてやりたいなっていうのはあったけどね。まあ俺の采配で早く代えたというところからこうさせた部分もあるし、でもボール自体は、それらしいボールがいっていたんで、そこはちょっと安心かな、見てて。

-糸井はスイングはいいときに近いように見える

矢野監督 まあまあ、もっといいと思うけれど。きっかけというか、このような感じでやっていけば、というのは嘉男の中にもあるだろうし、兆しが見えてきているのはあると思っています。

-打線は中盤以降苦戦したが、どのように見たか

矢野監督 どっちもあるわね。もちろん、あのまま勝つのはしんどいしね。打線の援護もないとダメだし、最初の2点で終わったし、チャンスはありながら攻めあぐねたというところもあるし。逆にいうと、投手がすごく嫌な流れの中で粘ってくれたからこそ、引き分けになったし。打線から言えば、そういう課題はある。