法大の全勝優勝はならなかった。前日(16日)の慶大戦で3点差をひっくり返し優勝を決めた打線が、この日は立大3投手の前に散発4安打で、完封負けを喫した。立大は3勝目を挙げた。

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優勝決定から一夜明けて臨んだ法大の最終戦は、0-5の完敗だった。青木久典監督(47)は「全勝を狙いに行ったが、2点を取られて苦しい展開にしてしまった。6大学のレベルの高さを感じた」と話した。喜びもつかの間、約1カ月後には、秋のリーグ戦が始まる予定だ。同監督は連覇に向け「投手のプラスアルファが何人出てくるか、打線の強化ですね」と課題を挙げた。

▽立大・溝口智成監督(最終戦に勝利して3勝2敗で日程を終了)「優勝が決まったあとですが、意地を見せたかった。昨日の1安打負けを引きずらず、5点取れた。秋につながるかなと思います」