打順を組み替えた広島が、1回から打者9人の猛攻で巨人先発田口から5点を先制した。

今季初めて1番に入った長野久義外野手(35)が粘って四球を選ぶと、2番菊池涼介内野手(30)がヒットエンドランを決めて無死一、三塁の好機をつくった。3番西川龍馬内野手(25)の二塁適時内野安打で先制すると、1死満塁から6番ホセ・ピレラ外野手(30)の三ゴロの間に加点。さらに2死二、三塁から坂倉将吾捕手(22)は追い込まれたながら低めスライダーを拾って右翼席に運んだ。

今季1号3ランが貴重な追加点となり「いい風に乗ってくれました。森下さんの援護点になって良かったです」と女房役として胸を張った。