ロッテOBの村田兆治氏(70)が、ロッテ対ソフトバンク8回戦の始球式を行った。

大きく振りかぶり、大きく足を上げるフォームは健在。勢いのある直球は捕手田村のミットをノーバウンドで鳴らし、大きな拍手を受けた。

村田氏は球団を通じて「コロナ禍で入場制限がある中、熱心なファンの方々の温かい拍手やチームに対する思いやりなど、ぐっと感じるものがありますね。OBとしてもやっぱりマリーンズのことは気になりますし、今こうして調子がいいですから、このチャンスを何とかものにしてぜひ日本一になってもらいたいと思っています」とコメントを寄せた。

球団の「70周年チャンピオンシリーズ」企画の一環で、74年のロッテオリオンズの日本一メンバーとして来場。有藤通世氏(73)山崎裕之氏(73)木樽正明氏(73)も訪れ、当時のペナントのお披露目が行われた。