ソフトバンク5年目の川瀬晃内野手がダメ押し打を放った。

8回1死二、三塁で村西の147キロの直球を左前にはじき返す2点タイムリー。「後ろにつなぐ意識で打席に入りました。左翼の照明で打球は分からなかったけど、(一塁の)本多コーチが『走れ、走れ』と言っていたのでヒットなんだと思った」。今季初打点を挙げ、千賀とともに上がったお立ち台で照れながら笑顔をつくった。11日の同カードでは自らの2失策で1イニング6失点。逆転負けを喫していた。「チームには迷惑しかかけてこなかった。チームの勝利に貢献できてよかった」とホッとした表情だった。