阪神が6回、陽川尚将内野手(29)の1号とジャスティン・ボーア内野手(32)の12号で、5得点のビッグイニングをつくり一気に逆転した。

1点を追う6回1死から近本、木浪の連打で1死一、二塁。続く陽川が福谷の真ん中に入ったフォークを捉えた。打球は大歓声とともに、バックスクリーン左横へ。「前の2人がいい形で繋いでくれたので、その流れに乗って打つことができました。ガルシアもすごく頑張ってくれていたので、最高の結果になって良かったです」。今季1号は逆転3ランとなった。

なおも2死一塁、今度はボーアが外よりに入った初球のツーシームをとらえ、左中間スタンドへ運んだ。この日は第1打席で先制本塁打。前日25日にもダメ押し2ランを放ち「大好きな甲子園で2試合連続のホームランが打てて良かったね」とコメントしていたが、1試合2発と絶好調の打撃でチームに勢いを呼び込んだ。