16年の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」では、インパクト十分の日本ハム限定ユニホームが採用された。コンセプトは、この年に開業した「北海道新幹線」。車体のカラーリングが、そのまま反映された。鮮やかな「常盤グリーン」という名の緑色が基調。「彩香パープル」「飛雲ホワイト」もバランスよくあしらわれた、特別なユニホームだった。

お披露目は開幕2戦目の16年3月26日ロッテ戦(QVCマリン)。限定ユニをビジターの試合で最初に着用することは異例だが、この日は北海道新幹線の開業日。全国に記念すべき日をアピールする意味合いもあった。

試合は敗れたが、北海道に新時代が到来したことを感じさせた一戦。このシーズン自体も夢の超特急のように、交流戦明けからの15連勝などで一気に加速し、4年ぶりのリーグ優勝と10年ぶり日本一に輝いた。