楽天がソフトバンクに連敗し、ゲーム差を6に広げられた。

先発涌井が今季ワーストの8失点。前回対戦で9回1死まで無安打に抑えた打線に、積極的にスイングを試みられ、捉えられた。デスパイネに2発を浴びるなど9安打を打たれた。三木監督は「立ち上がりよかったんですけども、相手チームが積極的に仕掛けてくるところで少しボールが集まってしまい、つかまってしまった。涌井本人も今までのいろんなキャリア、経験の中で今回のことはエネルギーに変えてくれると思う。本人としても僕としても正直残念ですけども、これをどうしていくかが大事になると思う。涌井自身は今までもチームにたくさん貢献してくれているので、また次の登板に向けて調整してもらって、改善点は改善してもらいたい」と次回へ期待を込めた。

前日無得点負けを喫した打線はソフトバンク和田から6安打を放ちながら、あと1本が出ない。9回に1点を奪ったが、つながりを欠いた。指揮官は「選手たちはいろんなことを準備して臨んでくれて、みんな向かっていってくれていますけど、こちらもしっかりまとめてというか、いい方向に導いていかないとダメ。チームとしてもしっかり僕自身も選手の力になれるようにやっていかないと、というところ。昨日今日はいろいろ申し訳ない」と悔やんだ。

優勝へ向け、首位ソフトバンクから1つでも白星を奪いたい。「明日が東浜投手で好投手なので、いろんな対策をしますけど、昨日今日と頭に入れて、強い気持ちで向かいたい。明日の勝利に向けてまず準備したい」と前を向いた。