今秋のドラフト候補に挙がる、最速155キロ右腕・上武大の佐藤蓮投手(4年=飛龍)が、9球団のスカウトが見守る中で、9回、リリーフで登板。3者三振で、1イニングをピシャリと締めた。

149キロから150キロの力のある真っすぐと、キレのあるカーブ、カットボール、フォーク、スライダーと1イニングながら、多彩な変化球も披露。「去年までは、マウンドに上がっても迷いがあった。今は、打者に向かって投げられるようになった。4年間で1番成長を感じています」と、手応えを口にした。

谷口英規監督(51)は「去年は球が暴れていた。今年は崩れなくなりましたね」と成長を認め、今後に期待した。