西武山川穂高内野手が日本人最速通算150号を達成した。

6回、カウント1-1から高めのカーブを左翼スタンド中段へ運ぶ21号ソロ。ダイヤモンドを1周して戻ってくると、お決まりのどすこいパフォーマンスをしないまま、ベンチで記念プレートを受け取り、掲げた。498試合目での達成は、秋山幸二(西武)の528試合を大きく更新した。「打った瞬間、ホームランになる手ごたえがありました。そして、150本というホームランを積み重ねてこれたこと、うれしく思います。またこれからも1本1本、ホームランを積み重ねていけたらと思います」とコメントした。

 

▼通算150本塁打=山川(西武) 12日のソフトバンク13回戦(ペイペイドーム)の6回、武田から今季21号を放って達成。プロ野球175人目。初本塁打は14年9月15日の楽天21回戦(西武ドーム)で辛島から。出場498試合目で達成は史上10位のスピードで、日本人では88年秋山(西武)の528試合を抜く最速記録。