日本野球機構(NPB)は21日、Jリーグとの新型コロナウイルス対策連絡会議と臨時12球団代表者会議を開いた。19日からの入場者数の規制緩和に伴い、感染予防強化のためにNPB斉藤コミッショナーとJリーグ村井チェアマンの連名でファンへの声明を発表した。

マスク着用の徹底、声援ではなく拍手による応援、飲食時には会話を控えることを求めた上で「スタジアムから感染者を出さないことが本当の応援です。来場してくださるファン、サポーターお1人お1人の行動が、スポーツ文化を守ります」と呼び掛けた。

またNPBとJリーグは15日に東京五輪(オリンピック)・パラリンピック大会組織委員会と感染症対策について協議。有観客を先行して実施しているプロスポーツ組織として質問を受けたという。井原事務局長は「(ガイドラインを)どう作り上げていったかという作業手順みたいな話です」と説明した。今後も継続して話し合いの場を持つ。