阪神ドラフト2位の井上広大外野手(19)が、プロ初の満塁ホームランを放った。

0-10と一方的な展開を強いられていた6回1死満塁。カウント1-0から中日先発笠原の139キロ直球をバックスクリーンまで運んだ。19日の同リーグ中日戦(鳴尾浜)でも笠原から5号2ランを放っており、その日以来となる6号満塁弾。平田2軍監督は「打つほうはちょっと良くなってきている。バックスクリーンに打ったっていうところが値打ちだよ」と評価した。

チームは選手、チームスタッフの新型コロナウイルス集団感染を受け、選手17人で臨んだ一戦だった。井上の満塁弾を口火に、最後は1点差に詰め寄る猛追を見せた。