巨人が今季初めて5点差をひっくり返され、DeNAに連敗した。

6回まで無失点だった畠が、5点リードの7回無死から3連打で失点。原監督はアウトを最低1つ取った上での降板を描いていたが、流れを止めるために高梨を投入。適時打、四球で満塁とされ、梶谷に逆転の満塁弾を浴びた。

原監督は「代え時を我慢できなかった。アウトカウントを1つ取れるまで我慢できなかったというところに、このゲームがあった」と敗因に挙げた。

一時は5点リードした中、7回に先発が1死も取れずの降板劇。「ブルペン陣は、どこかに違う心理が働いているところがあったと思う」と分析した。故障離脱した中川の穴埋めで、昇格した田口を即、中継ぎで起用。再転向の桜井を9回に起用したが、4失点で今季4度目の2ケタ失点した。宮本投手チーフコーチは「もうひと踏ん張りしたいところ」とリリーフ陣の奮起を期待した。2位中日が敗れ優勝マジックは「7」となり、最短Vは23日、本拠地での阪神戦だ。