ロッテがドラフト2位で明石商・中森俊介投手(18)の交渉権を獲得した。

早大・早川の抽選に外れたものの、全体21番目というロッテ2位の段階で、高校屈指の剛腕が残っていた。井口監督は「どこかに1位でかかるかなという思いはありましたけど、逆に2位でしっかりとれたことは、マリーンズにとってかなり大きかった」と喜んだ。

17年安田、18年藤原、19年佐々木朗に続く、高校球界を代表するスター選手の指名。「もっともっと伸びる素材。非常に人気のある選手でもありますし、盛り上がるんじゃないかと思います」と大きな期待を寄せた。

3度目の参加となったドラフト会議を「画面越しのドラフトだったので、なかなかワァッと盛り上がることもなかったですね」と振り返り「パワー系の投手をとれて、内野手も補強でき、将来の大砲もとれたので満足したドラフトだったと思います」と総括した。