楽天からドラフト5位指名を受けた仙台育英・入江大樹内野手（18）が30日、仙台市内の同校で後関スカウト部長、担当の宮越スカウトから指名あいさつを受けた。

大阪出身で身長185センチ、体重83キロの大型内野手。高校通算16本塁打を記録し、2年秋の神宮大会では神宮球場の左翼席中段まで届く1発を放った。

ブレザーの制服姿でリモート取材に対応し「最初は緊張感がありましたが、プロという実感が少しずつわいてきました」と初々しかった。

担当の宮越スカウトからは「長打力が魅力。うちは昔から中軸を担える生え抜きの選手を育ててきれていない。浅村のように困った時に長打一本で点とれるような頼られるバッターになってほしい」と期待をかけられる。入江も「僕は右方向に打つことがあまり得意ではないので、逆方向への打ち方を教わりたいです」と“弟子入り”を熱望した。