阪神秋山拓巳投手(29)が6回8安打3失点で、10勝目の権利を手にしてマウンドを降りた。

2ケタ勝利となれば、12勝を挙げた17年以来3年ぶりとなる。

初回に陽川の満塁本塁打で、味方が4点を先制する幸先いいスタート。DeNAの先発井納が初回に44球を要した一方、秋山は初回を5球で3者凡退に抑えた。2、3回はともに二塁打を浴びながらも、後続を抑えて無失点。持ち味の直球でつまらせ、カーブやフォークなどの変化球を有効に使った。4回に先頭のロペスにソロ本塁打を浴び、6回はオースティンの特大2ランを含む3連打で2点を失ったが、味方の大量援護もありリードを保ったまま降板した。