日本野球機構(NPB)は4日、21日に開幕する「SMBC日本シリーズ2020」の開催要項を発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う変更点で、シリーズ続行が不可能となった場合の日本一チームの決定方法を明記。終了時点で勝利数の多いチームを日本一とし、タイの場合はTQB(得失点率差)が優れているチームを日本一とする。

シーズンは延長回は10回までだったが、シリーズは第7戦までは12回打ち切りで、第8戦以降は回数制限を設けない。引き分け試合があり、第9戦までもつれると12月にずれ込むことになる。パの本拠地では指名打者制を採用する。第1、2、6、7戦はセ・リーグ優勝を決めた巨人の本拠地開催だが、東京ドームが都市対抗野球で使用されているため、京セラドーム大阪で行う。第3、4、5戦はパ本拠地で、全試合ナイターで行われる。収容人数は現時点では政府の指針に従って50%の制限で予定している。