念願の神宮のマウンドに立った。慶大・森下祐樹投手(1年=米子東)が、9回に5番手として登板。1回を無安打無失点2奪三振で試合を締めた。リーグ戦の出場経験はなく、神宮デビュー戦で好投した。

「学生野球の中でもたくさんのお客さんに入ってもらっている。昔から神宮でやりたいと思っていました」。中学時代にリーグ戦をテレビで観戦し、一気に引き込まれた。神宮で投げる日を夢見て、練習を積み重ねてきた。

米子東(鳥取)時代は3年春夏と甲子園に出場。「東京6大学でやるという現実味が増してきた。いい経験になりました」と振り返った。AO入試で慶大に入学。フレッシュトーナメントの舞台ではあるが、目標が1つかなった。次は来春リーグ戦での登板を目指す。「チームの中でも競争は激しいので、しっかり勝てるように。チームに貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。