ロッテ石川歩投手(32)が、14日からのソフトバンクとのCS(ペイペイドーム)で登板回避する可能性が高まった。

12日、福岡での練習は不在。井口監督は、9日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の登板時に左ふくらはぎを痛めたと説明。「(2軍の)浦和で治療をしながら、何とか間に合うようにとは思っていますけれど、どれくらいで上がってくるかは分からない。何とか最後に間に合えば」と話した。治療優先で、合流日は未定となっている。

順当ならば、17日の第4戦での先発が有力だった。今季はソフトバンク戦で5試合に先発し、4試合でクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)を達成するなど、試合を作ってきた。井口監督は第4戦を「(石川不在なら)おそらくブルペンデーみたいな感じになる」と想定する。石川の代役には小島や岩下らを総動員する可能性が高い。何よりも、第1戦の勝利がまずは大事だ。初戦の先発が有力視される美馬や二木らは、ブルペンに入らずに調整を進めていた。【金子真仁】