阪神が1日、選手の背番号変更を発表し、梅野隆太郎捕手(29)が「44」から「2」を背負うことになった。球団から打診を受け、城島健司氏(44=現ソフトバンク球団会長付特別アドバイザー)が現役時代につけていた番号を選択。憧れの大先輩に近づくことを誓い、16年ぶりのリーグ優勝を目指す。

▼阪神と城島氏 09年オフ、米大リーグ・マリナーズとの契約を残し、日本復帰を決断。古巣ソフトバンクではなく阪神入りを選択した。移籍1年目の10年は全144試合に出場し、打率3割3厘、28本塁打、91打点の好成績をマークした。だが、同年11月に左膝半月板縫合手術を受け、11年にも同箇所を再手術、12年5月には腰椎椎間板ヘルニアの除去手術を受けるなど故障に見舞われ、11年以降の2年間でわずか62試合の出場に終わった。12年9月に現役引退を表明。4年契約を結んでおり13年まで契約が残っていたが、推定年俸4億円を辞退した。