ソフトバンク椎野新投手(25)が8日、福岡市内の球団事務所で契約交渉に臨み200万円ダウンの2400万円でサインした。

3年目の長身右腕はダウン更改にも前を向いた。「3年目で順調に成長しているという話だった」。昨年は36試合に登板しプロ初勝利を含む5勝2敗。今季は右肩痛の影響もあって開幕メンバーには入れなかったが、12試合で1勝1敗の数字を残した。課題はピンチでの投球とし「ピンチの場面で力負けしている部分が目立ったので改善しないといけない。ウエートをやり直して体を大きくしたい」と力を込めた。

196センチの長身に加え、肉体のビルドアップと精神面の強化を誓う。「来年は1年間、1軍で投げ続けたい。50試合登板が目標」と強固なブルペン陣に割って入るつもりだ。(金額は推定)