日本ハム渡辺諒内野手(25)が、来季は「直球破壊王子」超えを目指す。10日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み2200万増の5500万円で更改した。(金額は推定)

二塁のレギュラーとして117試合に出場、本塁打は6本で昨季の2ケタ11本塁打には届かなかったが打率2割8分3厘、出塁率は7年目でキャリアハイ3割4分8厘を残した。「3割2ケタ本塁打というのは、セカンドとして打っていかなくちゃいけない。強いソフトバンクを倒せるように、また1年頑張っていきたい」と闘志を燃やした。

160キロ超の直球を打ち返すことから「直球破壊王子」の異名が根付いた。「真っすぐを狙うというのは僕自身、重要なところ。(直球破壊王子と)呼ばれているからこそ、変化球来るんじゃないかと思った中で、たまに真っすぐきたりする。その名前のせいです」と苦笑い。「(直球も変化球も)しっかり来た球を打てれば1番いい」と、夢の「全球破壊王子」を追い求める。