巨人炭谷銀仁朗捕手(33)が21日、選手会を代表して都内で行われた「HEROs AWARD 2020」の授賞式に参加した。同アワードは公益財団法人日本財団が主催し、アスリートの社会貢献活動を表彰するもの。

日本プロ野球選手会は、4月3日にスタートした新型コロナウイルス感染拡大防止基金を、同8日にいち早く賛同し、SNSで積極的に発信した。支援の輪はどんどんと広がり、7月2日23時の締め切りまでに7億2646万5000円が集まり、国内のクラウドファンディング史上最高額を記録した。当初は同日に終了予定も引き続き支援を必要としている活動が多くあることから延長が決定。31日の午後11時までは、特設ページにて寄付が受け付けられており、現在は8億7000万円を突破している。今回は一連の活動などが評価されチーム・リーグ賞に輝いた。

選手会会長として活動を引っ張った炭谷は「みんなでやってきたことが評価されて素直にうれしく思います。これまでにも先輩方が活動され、今後も多くの選手で取り組めたら」と話した。