1軍定着を狙うソフトバンク釜元豪外野手(27)が29日、来春キャンプからの猛アピールに向けて体力アップを最重要課題に挙げた。ペイペイドームでは年内最後となる練習を終了。ウエートトレーニングやドーム近くの砂浜でのランニングなどで下半身強化を続けており、「来年、キャンプで最初の実戦から小久保ヘッドにいいところを見せたい。そのためには、今のうちに体力をつけないといけない」と意欲を示した。

今季は32試合に出場し打率1割9分2厘。1軍昇格と降格を2度繰り返した。「来年はまず1軍に定着すること。1年通してプレーする体力をつけたい」。来年1月6日からは福岡・小郡市で元ソフトバンク松中、斉藤らを支えた島袋トレーナーの指導の下、ウエートトレーニングを行い、中旬からは長崎市内で行われる中村晃の自主トレに合流。プロ10年目へパワーアップを狙う。