元気、出していくぞ! 9日に33歳の誕生日を迎えたチーム日本人野手最年長のオリックスT-岡田外野手(33)が8日、若手にカツを入れた。

今春キャンプはB組(2軍)で調整中だが「見る感じ、おとなしい選手が多い。悪く言えばですけど、覇気がない。僕もソフトバンクの松田さんみたいに『ワァ』と声を出す感じではないですけど、ある程度は自然と声が出ないと」と現状に物足りない様子。9日に今季初の紅白戦が行われるが「実戦が入ると、声を出さないといけない場面がある。若いうちにやっておかないと大事な場面で声は出ない」と活気あるプレーを求めた。

プロ16年目。ベテランの域に入ったが「何年たっても、キャンプは特別。ユニホームを着て、みんなで練習する。しっかり自主トレをやってきても、体が張ることもある。ケガには気をつけて」と入念に調整中。期待される打撃面は「フライを打つ意識。自分の感覚とすり合わせて。良い角度でバットが出ていれば、自然と打球が上がるので」とアーチ量産体制を整える。

球団史上7人目の200本塁打まで、あと14本。10年本塁打王が、プレーでも若手に手本も示す。【真柴健】