阪神2軍が1日、高知・安芸キャンプを打ち上げた。12時過ぎに練習を終え、全員でランニング。最後は6年目板山の一本締めで終了した。MVPには板山と熊谷が選ばれた。
平田勝男2軍監督の一問一答は以下の通り。
-キャンプの総括
コロナ禍で世の中が大変な時に、こうやって野球に集中できて、こういう素晴らしい環境でできたことは非常に安芸市をはじめ皆さんに感謝だな。やっぱり選手たちが野球に集中できる環境があるということはありがたいことだよね。
-無観客でのキャンプ
ファンの皆さんは寂しい思いをされたと思うけど、キャンプの成果を楽しみにしていただいて、甲子園、鳴尾浜で選手が発表会。発表するときを楽しみにしてほしいね。
-最も成長を感じた選手は
板山や熊谷は結果を出してくれている。他の選手たちも3月開幕に向けての月になるので、それに向けて上に呼ばれたときに江越とか植田海にしても、いい結果が出せるようにやっているところだしな。ピッチャーも小林がよかったよ。昨日の浜地もこの前より力強くなってるし、モッチー(望月)も心配していたけど良くなった。
-朝のミーティングではこれからが競争だと
いよいよこれからだよ。仕込みが終わった。これから熟成というか、大吟醸になるか2級酒に終わるか。仕込みが終わったところでこれからどんどん発表会だよ。どういう発表会をしてくれるか楽しみだね。
-ドラフト7位の高寺も6試合連続安打
高寺も完走だ、高校生1人だけで不安や緊張もあっただろうけど、素晴らしいわ。結果も残してくれて。
-高寺の良さは
自主トレから体力も含めてしっかりやっていた。リタイアすることなく、大したもんだよ。振れるもん。振る力を持ってるよ。体重が心配したけどな。1キロ減くらいで済んだ。75、76キロを維持してくれた。
-ドラフト5位村上は昨秋の右前腕肉離れから徐々に回復
(実戦は)3月下旬になるんじゃないかな。素晴らしい変化球も持ってるし、実戦向きだと思う。そういったところでは連係プレーもそつなくこなせるし、今月の下旬くらいかな。楽しみだな。
-球場にこれなかった高知県民へ
高知のみなさんは寂しい思いをされたと思うけど、これはもう公式戦で楽しみが2、3、4倍になりますから。高知県のタイガースファンの皆さんには公式戦を楽しみにしてほしいね。