ドラフト制後(66年以降)のオープン戦新人最多6本塁打を記録した阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22=近大)が、19日からのオリックス3連戦(京セラドーム)で、58年に新人だった巨人長嶋茂雄がマークした7本超えに挑む。

19日には甲子園室内練習場で、ダッシュ、ノック、フリー打撃などで調整を行った。佐藤輝は3試合連発中で、室内に快音を鳴り響かせた。前日18日の西武戦で6号とオープン戦ドラフト制後単独トップに立った試合後も「オープン戦なんで、関係ない。打てたことはうれしいですが、一喜一憂せずに次やるべきことをしっかり準備したい」と話していた。

オープン戦10戦6発とシーズン143試合換算では86発ペースと期待は高まる。19日のオリックス先発は開幕投手が内定している山本由伸が予想されている。ここまでもソフトバンク石川、西武高橋とパの開幕内定投手から本塁打を放っており、由伸打ちでミスターに並ぶ可能性がある。