10年連続の開幕4番へ、日本ハム中田翔内野手(31)が盤石な状態をアピールした。

中日戦(バンテリンドーム)の1回2死。中日先発柳の144キロ直球を振り抜き、中堅バックスクリーンに突き刺す豪快弾を放った。チームトップのオープン戦第4号に「打ったポイントがよかった。センターにああいう強い当たりを打てたというのは、プラスになったというか、ほっとした」とうなずいた。

ここまでのオープン戦11試合で打率は2割8分。26打席で4本塁打。春季キャンプ終了時には自身の状態の悪さに「ゴミ」と評し、第3号を放った14日広島戦後には「ちょいゴミ?」と表現していた。だが今は「普通じゃないですか、悪くもないですし」と徐々に上向きつつある。オープン戦も残り1試合「もっといい状態で開幕を迎えたい。早くレベチになるように頑張りたい」と引き締めた。