中日与田剛監督(55)がリリーフ起用で頭を悩ませそうだ。先発小笠原慎之介投手(23)が6回無失点と粘り、救援4投手が好投してドロー。2年連続の開幕カード勝ち越しこそ逃したが、1勝1敗1分けで乗り切った。

今季はコロナ禍でレギュラーシーズン143試合は9回打ち切り。広島3連戦は先発を含めてそれぞれ6投手、5投手、5投手を継ぎ込んだ。

与田剛監督 今日の(リリーフ)起用法は無理して使っているわけではない。クローザーの祖父江は同点でもいく。気をつけないといけないのは、本来は終盤リードで投げる投手を、ビハインドでも投げさせないというケース。そうなってくるのが一番怖い。

中日は、来日が遅れて調整中のライデル・マルティネス投手、ジャリエル・ロドリゲス投手らを含めるとリーグ屈指の投手力を誇る。昨季20試合10完投のエース大野雄大投手が30日巨人戦に満を持して登板する。

小笠原は今季初戦で及第点の出来。開幕前、指揮官は「今年は柳と慎之介の左右の2人が一本立ちできるかにかかっている」と展望を語った。その悩みを減らすのは、エースに次ぐ若い「イニングイーター」の台頭になりそうだ。

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