日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)が、31日の西武戦(札幌ドーム)でいよいよプロデビュー戦に挑む。

登板前日の調整を終え「徐々に緊張もしてきている。でも自分の今の強みとして、新人らしくやることが1番だと思うので、思い切って投げられたら」と意気込んだ。

目標としていた開幕ローテを勝ち取り、本拠地開幕2戦目での先発の座を手に入れた。「もちろん責任も感じますし、マウンドに上がるということはチームを代表して投げるということ。この北海道でまたスタートを切らせていただけるというのはすごく監督さんはじめ、スタッフにすごく感謝している」。大事な一戦を任せてくれた栗山監督の思いも胸に刻み「(結果で)応えたい」と気持ちを高めた。

静かに闘志を燃やしている。「徐々に気持ちは上がっていってはいますけど、熱くなりすぎるところがあるので、冷静さを持ってやって」。この日試合前に行われた開幕セレモニーの選手紹介では、ファンから大きな拍手を受けながらグラウンドへと飛び出した。「自分を信じて思い切って投げられれば」と満を持してプロ第1歩を刻む。【山崎純一】

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