本拠地開幕となったDeNAの今季初勝利、三浦監督の就任初勝利がするりと逃げた。先発大貫が7回まで118球で5安打1失点と好投。3点リードの8回から継投に入ったが、逆転負けで最下位転落。12年ぶりの開幕3連敗となった。

2番手石田が先頭の山崎を含む2四球で走者をため、内川に中前適時打を浴びた。山崎に交代したが、塩見に左越え同点2点二塁打を浴びた。続く代打川端にも勝ち越し二塁打を許し、逆転された。勝ちパターンの継投で逆転されただけに、三浦監督は「1つ勝つのは大変だと感じている。勝ちにつなげられないのは監督の責任」と沈痛な面持ちで語った。

セットアッパーを任せた石田が3試合連続失点となった。8回に2四球の後に適時打は、同点を許した巨人3回戦と同じパターン。三浦監督は「今日は慎重になり過ぎていた。前回は攻めていたが。乗り越えて自信を取り戻してもらいたい」と評した。イニング途中からとなった山崎投入には「ヤスに慣れないところで行ってもらって申し訳なかった」と責任を負った。

31日はドラフト1位の新人入江がプロ初先発する。チーム打率がリーグ1位の2割9分6厘と打線は好調なだけに、投手陣の踏ん張りが初白星の鍵を握る。【斎藤直樹】

▽DeNA大貫(先発し7回1失点と好投)「今季初の登板だったので緊張したが、自分らしい投球ができた。本塁打を許した場面はもう少し慎重に、かつ頭を冷静にしてから勝負するべきでした」

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