嫌な流れをドラ1右腕が食い止める。日本ハムのドラフト1位伊藤大海投手(23)がプロ初勝利をかけ、7日ソフトバンク戦(札幌ドーム)に先発する。

3月31日のデビュー戦は、勝敗こそつかなかったが6回1失点8奪三振と好投。「いい意味で少し気持ちに余裕がある。前みたいにガチガチでいかなくていいのかなというのはある」と、2度目の本拠地マウンドへ気持ちを高ぶらせた。

対する相手は4年連続の日本一で、リーグトップの12本塁打を記録するソフトバンク打線。リーグ2位タイの3本塁打を放っている柳田をはじめ強打者がそろうが冷静を貫いた。対戦が楽しみな打者を問われても「特に誰というのはない。平常心でやるべきことをやりたい」と口にした。

前回登板では、オープン戦で“封印”したチェンジアップを投じるなど器用さも見せた。「1試合1試合成長していかないと置いていかれると思っている。また明日(7日)も、1つでもなにか成長出来るような投球につなげていければ」と引き締めた。

チームは2つの引き分けを挟んで5連敗。本拠地札幌ドームでの白星もいまだない。栗山監督は「誰が、とかではなく、とにかくみんなでなんとかしようとしている。それぞれの選手が頑張ることを期待します。とにかく全員で取りにいかないといけない」と勝利を願った。【山崎純一】

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