今季初勝利こそ逃したが、日本ハム金子弌大投手がベテランの投球で試合をつくった。

テンポのいい省エネ投法で、6回までは2安打無失点。7回に先頭への四球から先制点を許し6回1/3で降板したが、74球で3安打1失点と持ち味を発揮した。「うまく打たせて取る投球ができた。7回の先頭に四球を出したことに関しての悔いはありませんが、その後を抑えることができなかったところで甘さが出てしまった」と振り返った。

▽日本ハム堀(7回1死満塁で3番手で登板し無失点。今季1勝目)「自分も、ああいう場面を今年はハセさん(長谷川)に流してしまったりしていた。今度は自分が助けてやろうという気持ちで、割り切ってしっかりいけた」

▽日本ハム杉浦(9回を3者凡退。今季1セーブ目)「チームの(嫌な)流れを断ち切ろうと、気合を入れて投げました。最初から、しっかり勝負しようと思った」