巨人が開幕2戦目の4月27日以来、今季2度目の連勝を決めた。

先発エンジェル・サンチェス投手(31)が、7回1/3を無安打、1失点の快投で今季初勝利をマーク。開幕直前にヤクルトからトレード移籍した広岡大志内野手(24)が7回に中日大野雄から1号決勝ソロを放った。原辰徳監督(62)の妥協なき采配で1点差の接戦を制した。

 

試合後の原監督の主な一問一答は以下の通り。

 

-広岡が1号本塁打

いいところで彼らしさが、1打席目、2打席目のバッティングとは全く違うものがね。非常にいいものが出ましたね。

-トレード加入し、勝負強さ目立つ

非常に近々未来、必ず、主力選手になってくれると思っています。いい滑り出しの中でジャイアンツのユニホームを身に着けてくれている。

-先発サンチェスの投球内容は

先週も球そのものは良かったのですけど、気候とかの点で反省するところはあったんですが、非常に今日はボールも走っていましたし、やや無駄な四球はあったかなというところはありましたけど、いいピッチングだったと思います。

-1回に先制。梶谷にも久々のヒットが出た

チームに強く貢献してくれたというか、そういう存在感を見せてくれましたね。

-打線全体、チームにとって大きな勝利

2-1という僅差の勝利ではありますけど、1つこういう殊勲打というのが出てきたのは、呼び水として明日から打線のさらなる奮起を願うと。ピッチャーは非常に頑張ってくれています。

-広岡が逆方向に素晴らしい1発を放った

そうですね。3打席目入る前にヘッドにちょっとお小言をもらいながらね。それが良かったんじゃないでしょうかね。

-サンチェスがノーヒット・ワンランで降板

確かにノーヒットということは頭の中にありましたけども、やはり、あの場面、7回1/3を投げてくれて、そしてバトンを渡せたというのはね、非常に(中川)皓太の方がそういう点ではそれを勝るピッチングをしてくれると、代えました。

-サンチェスが8回先頭を打ち取ったことは大きい

もちろんです。アウトカウントを1つ取ってくれて次の投手にバトンを渡すというのは非常に理想的ですね。やっぱり、打たれて、あるいは出して、代えるというのは非常に負担が掛かりますね。

-新外国人も合流する中で広岡はアピールが必要

外野も内野もいろいろポジション守れるというのも貴重だし、彼の長打力というのも魅力だし。近々未来、ジャイアンツの主力選手になれる可能性を強く持っている選手だから。

-初回の1点は理想的な形

やっぱりその後ですよね。1、2、3であれだけのシチュエーションを作りながら、4番、5番でというのがね。まだまだ乗り切れないというか、こういうゲームになったというね。彼らの役割からすると言い過ぎではないでしょう。

-もう1点、欲を言えばもう2点

やはりそこの部分はね。1つもアウトを取らない状態で(先制点を)与えて、しかも、一、二塁という中でね。まあ、ここは2人は反省しているところでしょうね。

-広島では大勝。きょうは僅差を勝ち切った。いい流れが

そういう風になりたいですね。

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