ロッテ佐々木朗希投手(19)が、プロデビューマウンドになった西武戦で5回を6安打4失点で降板した。

最速は154キロをマークし、5奪三振だった。5回に同点に追いつかれたが、打線が勝ち越し、勝利投手の権利を持ったまま、プロ初登板を終えたが、8回に追いつかれ、プロ初勝利は次戦に持ち越された。

試合後の主な一問一答は以下の通り。

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-1軍初登板の率直な感想は

佐々木朗 疲れました。

-内容に関しては、どう受け止めてるか

佐々木朗 良かったところも悪かったところもあったので、いろいろな収穫があったと思います。

-どのような収穫が

佐々木朗 全体的に自分から崩れることはなかったので、ピンチでも少しは粘れたかなと思います。

-西武打線の足は脅威だったか

佐々木朗 とてもいい経験ができたと思うので、修正していきたいなと思います。

-初球は速球。事前に決めていたことなのか

佐々木朗 いやぁ、まぁ決めてはないですけど…。はい。

-拍手がすごく大きかった。ファンの応援はどうだったか

佐々木朗 すごく力になりましたし、次から、もうちょっと期待に応えられるように頑張りたいなと思いました。

-次回登板に向けて、目標などは

佐々木朗 どうなるか分からないですけど、まずはしっかり回復させて、投げる準備をしたいなと思います。

-1軍のマウンドに立ってみての景色にいつもとの違いはあったか

佐々木朗 球場が違うのでありますけど、1軍の独特な雰囲気があったなと思います。

-100球は久しぶり。全体的な疲労感は

佐々木朗 疲れました。

-1軍のバッターは反応を含め、どんな印象

佐々木朗 自分の思うような球を全て投げられたわけじゃないので、自分の失投をしっかりとらえたりされたので、そこを厳しく投げないとなと思いました。

-この技術がすごいなと感じたものは

佐々木朗 そんな余裕はなかったですね。

-高校時代はギアを上げたが、ピンチでもスピードは一定だった。理由は

佐々木朗 別にないです。

-あまり力を入れずにということか

佐々木朗 いやぁ、力はしっかり伝えてるんですけど。

-クイックなどの面は

佐々木朗 クイックの速さだけじゃないと思うので、タイミングとか、間合いというものを修正すればいいかなと思います。

-一番の収穫は

佐々木朗 ストレート、変化球含めて、ある程度しっかりゾーンというか、いいところには投げられていたのも多かったと思うので、そこかなと思います。

-逆に一番の課題は

佐々木朗 変化球がちょっと抜けてしまったので、そこですかね。

-2年目の春に1軍デビューできたことは

佐々木朗 うれしいですし、たくさんの人たちに去年からサポートしてもらっていたので、1軍の舞台で投げられて、良かったかなと思います。

-これからどういう投手になりたいか

佐々木朗 しっかり相手を圧倒できるように、いろんなところの精度を上げていきたいなと思います。