阪神秋山拓巳投手(30)が、8安打を浴びながら要所を締め、6回途中1失点でマウンドを降りた。

立ち上がりは自慢の制球が乱れた。安打に2四球で2死満塁のピンチ。6番伏見の二塁へのゴロを、北條のダイビングキャッチに救われ切り抜けた。ただ、初回だけで30球を要した。

5回2死満塁のピンチでは、3番吉田正尚外野手(27)をこの日2度目の空振り三振に仕留めた。吉田正が1試合2三振を喫するのは今季初。この試合前まで、規定打席到達者で両リーグ最少の8三振だった男を手玉に取った。

秋山は交流戦では、17年に8回2失点、18年に7回1失点でオリックスから2勝している。「吉田(正尚)選手ともしっかり勝負をして、シングルヒットはオッケーぐらいの気持ちで攻めていきたい」と意気込んでいた通り、3打席で単打1本を浴びるも2奪三振。6回は紅林に適時打を浴び1点を失ったが、試合を作り、先発の役目を果たした。

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