ロッテのレオネス・マーティン外野手(33)が、マーティンシフトに頭脳戦で勝利した。

目下17本塁打を誇るスラッガーに対し、巨人内野陣は右寄りのシフト。三塁岡本和が遊撃のほぼ定位置で、遊撃坂本が二塁ベースより一塁寄りに守るシフトは、これまでの11球団の中でも一番極端なシフトだった。

マーティンは3回の第2打席、1番荻野の本塁打の直後、初球にセーフティーバントを敢行。やや強めに転がしたバントは、無人の三塁に転々とし、球場は大きな拍手に包まれた。巨人二塁カバーが遅れたため、マーティンは一気に“セーフティーバント二塁打”を狙うしぐさも見せたが、カバーが入ったため自重した。

この揺さぶりが成功し、ロッテ打線は巨人菅野を3回途中でKOした。

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