東京オリンピック(五輪)を戦う24人の侍ジャパンメンバーを項目別ランキング方式で分析する。出身地は東京、兵庫、大分がいずれも最多の3人。球団別は広島が最多の5人。高校時代に甲子園出場は9人。高卒プロ入りは12校、12人で、大学、社会人では東海大とトヨタ自動車が複数選手輩出となった。ドラフト順位は1位が10人(高校生ドラフトを含む)で圧倒的多数を占めた。また育成出身者では甲斐拓也、ルーキーでは栗林良吏が唯一のメンバー入りとなった。

◆出身地 東京(山崎康晃、菊池涼介、鈴木誠也)兵庫(田中将大、坂本勇人、山田哲人)大分(森下暢仁、甲斐拓也、源田壮亮)が3人ずつで最多。

◆球団別 広島が最多の5人で森下暢仁、栗林良吏、相沢翼、菊池涼介、鈴木誠也。ルーキー栗林良吏はオールプロでのメンバー構成となった04年アテネ大会以降、ルーキーのメンバー入りは初となった。

◆甲子園出場 田中将大(駒大苫小牧)森下暢仁(大分商)大野雄大(京都外大西)浅村栄斗(大阪桐蔭)山田哲人(履正社)村上宗隆(九州学院)吉田正尚(敦賀気比)近藤健介(横浜)栗林良吏(春江工)の9人、9校。

◆プロ入り 高校が11人、大学が11人、社会人が2人。複数選手輩出は東海大が2人(菅野智之、中川皓太)社会人はトヨタ自動車(栗林良吏、源田壮亮)が2人。

◆ドラフト順位 1位が10人(田中将大、菅野智之、森下暢仁、大野雄大、山崎康晃、栗林良吏、山田哲人、坂本勇人、村上宗隆、吉田正尚)で最多。2位が4人(菊池涼介、鈴木誠也、柳田悠岐、栗林良吏)3位が3人(相沢翼、浅村栄斗、源田壮亮)4位が3人(山本由伸、平良海馬、近藤健介)5位が1人(青柳晃洋)6位が1人(岩崎優)7位が1人(中川皓太)育成が1人(甲斐拓也)。