広島栗林良吏投手(24)が、2リーグ制後のデビューからの連続試合無失点記録を達成したことを記念して、23日にマツダスタジアムの外野指定席レフト後方壁面に銅板のプレートが設置された。プレートには新人記録を更新した14試合目の5月4日巨人戦(マツダスタジアム)での登板の様子が記載されている。

仕上げのねじを締めた栗林は「隣には菊池(涼)さん、黒田さんのプレートもあって、すごいところに入れさせてもらえたなという気持ちでうれしい。1つの記録として残すことができましたし、たくさんの方に見てもらうことで記憶にも残ると思う。こういうものをどんどん続けていけるように、頑張っていきたいと思います」と引き締めた。

栗林は3月27日の中日戦(マツダスタジアム)でプロ初登板初セーブを記録。その後も絶対的な守護神として無失点投球を継続し、最終的に22試合まで延ばした。新人では初のプレート設置となり、「新人として抑えを任せてもらうのは永川さん以来。永川さんの記録(新人で25セーブ)を超えたい気持ちもある。カープの一員として全力で戦っていきたいです」と力を込めた。

球場に訪れるファンに向けては「プレートと一緒に写真を撮って、SNSとか写真のフォルダーに残してもらえたらうれしい。観光スポットになればいいかなと思います」と笑顔をみせた。