楽天がオリックスとの同率首位から2位に転落した。日本ハムに敗れ、1分けを挟む連勝が4で止まった。

先発田中将大が2回に1点の先制を許す。3~6回までは無安打投球。7回1死三塁のピンチも、石井の中飛を中堅手辰己が好返球で三走万波を刺した。

だが、打線が沈黙した。初対戦の相手先発2年目の立野に1~3回まで毎回得点圏に走者を置くも、ものにできず。5回まで3安打無得点に抑えられた。6回以降も救援陣に封じられ、今季5度目の完封負け。8回に2点を奪われ、離された。

以下、石井一久GM兼監督の一問一答

-接戦を落とした

なかなか得点までは至らなかった。なかなか打破できない展開だったので、そこをチームでしっかり得点取っていけるような努力をしてきたいと思います。

-序盤に好機を逃した

チャンスだからって点を取らせてくれるわけではない。相手も必死になってやってきているので、そこを何とか打ち崩すところだったり、そこをしっかりとアプローチしていくことが大事。そういう結果が報われないときもあると思います

-田中将は7回1失点と好投も5敗目

一番チームに勝つチャンスを与えてくれる失点だったので、チームが終盤まで諦めない姿勢で戦えたのも田中のピッチングがあったからだと思います。

-状態はどのように映ったか

真っすぐも力強かったですし、要所で精度の高い決め球も投げてくれていた。前回はちょっとダメでしたけど、こういうピッチングを年間を通してやってくれているので、チームとしては勝つチャンスを作ってもらっている内容だった。

-それだけに田中将に白星をつけたかった

勝たせたかったというよりはみんなが勝ちたいので。田中だけが勝ちたいんじゃないので。チーム一丸となって勝ちたいという思いで今日は戦ったが、今日は勝てなかった。明日また切り替えてしっかりと戦っていきたいです。