巨人岡本和真内野手(25)が“どさくさ紛れ弾”でリーグトップタイの24号ソロを積み上げた。

1点リードの3回1死、DeNA坂口の初球カーブを間髪入れずに振り抜いた。左中間席に放り込むと、そそくさとダイヤモンドを周回。生還すると、ニヤリと笑い、ベンチのナインからの祝福を受けた。

前打者丸の先制ソロの直後の一撃で加勢。「打ったのはカーブですかね。丸さんの後、どさくさに紛れて打ちました。一振りでしっかりと仕留めることができて良かったです」と振り返った。

◆岡本和の初球本塁打 今季9本はすでに18、20年の各7本を上回る自己最多。今季の本塁打上位選手と比べても初球を打った本塁打が多く、セ・リーグで続くのは坂本(巨人)ら6人の3本。パ・リーグ最多の柳田(ソフトバンク)でも4本だから、9本は断トツの多さだ。ちなみに、巨人で初球本塁打を10本以上打ったのは12年阿部が最後。