ロッテ佐々木朗希投手がシーズン前半戦最後の登板に臨み、5回8安打4失点(自責2)で2敗目を喫した。

2回1死一塁、日本ハム石井に4連続直球で四球を出し、走者をためて浅間に2点二塁打を許した。5回には自らバントを処理して一塁へ悪送球。さらに2点を失った。85球の降板に「ボールが先行してしまい、リズムをつくれなかった。チームの足を引っ張ってしまった」と反省した。

一方で直球は走った。立ち上がりから155キロ超を連発。1回2死走者なし、高浜への外角低めのボール球はプロ入り後公式戦最速の157キロを計測した。これまでは1軍で155キロ、2軍で156キロが最速だった。「修正点としては、いい球もあったので、そういった球を増やしていければと思います」。ここまで5試合に先発して1勝2敗。4度目の挑戦も本拠地初勝利はならず、ZOZOマリンのお立ち台に上がる日は後半戦に持ち越された。

▽ロッテ井口監督(連勝と連続試合2ケタ安打が5で止まり、3位転落) (日本ハム伊藤に)いろいろ戦略は立てましたけど、先制されてずるずるいってしまった。切り替えて明日また頑張りたい。