オリックスの7年ぶりの前半戦首位が決まった。楽天がこの日、ソフトバンクに敗れたため。オリックスはこの日は試合がなく、13日の日本ハム戦(釧路)への移動日だった。

オリックスは今季は開幕直後は貯金を作れずに苦しんだが、山本、19歳左腕の宮城が先発ローテーションを引っ張り、6月のセ・パ交流戦で11年ぶりに優勝。打撃陣も吉田正、杉本の中軸が活躍し、リーグ戦再開後も好調を維持していた。ソフトバンクと最終戦まで優勝を争った14年以来7年ぶりに首位でペナントレースを折り返すことになった。

◆14年のオリックス 4月に7連勝と5連勝、5月に6連勝、6月に7連勝と首位争いを展開する。前半戦終了時に糸井が打率3割5分4厘、ペーニャ21本塁打、投げては西が11勝、金子が防御率1・74と、投打の主要部門で1位を独占した。ところが球宴明けに失速。最後は10月2日の直接対決でソフトバンクにサヨナラ負けし、目の前で優勝を見せつけられた。

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